FC2ブログ

【Nゲージ】1998年12月19日特急おおぞら6号

【Nゲージ】1998年12月19日特急おおぞら6号

Nゲージ

←苗穂
《キハ
183-
1554
キハ
182-
13
キロ
182-
1
キハ
184-
10
キハ》
183-
505
桑園→
【出典】「鉄道フォーラム」過去ログ

 平成10(1998)年12月8日のダイヤ改正から、特急「おおぞら」は5両編成基本となりました。また、このダイヤ改正に合わせてとかち色のキハ184-10が札幌(札)サウから釧路(釧クシ)に転属となり、とかち色ながらHET色の車両に混じって運用される姿が見られました。今回選択した編成もその一つです。
 編成を選択した時点では、キハ183形1550番台の濃いHET色、キロ182形0番台のHET色、キハ184形0番台のとかち色、キハ183形500番台のHET色はいずれも発売されておらず、キハ182形0番台も含めて5両とも元の塗装を剥離して再塗装することとしました。種車は、キハ183-1554がHET色の旧製品、キハ182-13、キロ182-1、キハ184-10の3両が国鉄標準色の初期製品、キハ183-505だけ新特急色のリニューアル仕様の製品となっています。
 この編成が完成した平成31(2019)年1月時点では、HET色のキロ182形0番台を除き全て各塗色で製品化されていますが、厳密に言えば、キハ183-1554はヘッドマークが看板式の濃いHET色、キハ183-505はヘッドマークが幕式でトイレ小窓付きの濃いHET色ですので、現在製品化されているものとは若干異なります。
 5両ともディティールアップ作業を施していますので、初期製品、旧製品、リニューアル製品それぞれの仕様の違いによる差異はあまりめだたないと思っています。

▼中間車2-4位側

【1号車】キハ183-1554
Nゲージ
【2号車】キハ182-13
Nゲージ
【3号車】キロ182-1
Nゲージ
【4号車】キハ184-10
Nゲージ
【5号車】キハ183-505
Nゲージ

▼中間車1-3位側

【1号車】キハ183-1554
Nゲージ
【2号車】キハ182-13
Nゲージ
【3号車】キロ182-1
Nゲージ
【4号車】キハ184-10
Nゲージ
【5号車】キハ183-505
Nゲージ


《更新情報》
2019.02.15 記事掲載
2019.03.24 写真入替、記事の構成変更

【Nゲージ】2013年7月6日特急北斗14号

【Nゲージ】2013年7月6日特急北斗14号

Nゲージ

←苗穂
《キハ
183-
3566
キハ
182-
2553
キロ
182-
2553
キハ
182-
2557
キハ
182-
2558
キハ
182-
2559
キハ
182-
2552
キハ》
183-
3563
桑園→
【出典】「オホーツQ」のホームページ

 平成25(2013)年7月6日、札幌発函館行の特急北斗14号が山崎~鷲ノ巣間を走行中、4号車キハ182-2557のエンジン付近から出火する事故が起きました。この事故を受けて、翌日から同種のエンジンを使用する全ての車両の運行が停止され、平成26(2014)年8月1日に運行再開するまでの約1年間運行停止措置が続きました。今回選択した編成は当該事故を起こした特急北斗14号の編成で、結果的に130km/h運転を行っていたキハ183系特急「北斗」最後の編成となりました。
 編成を選択した時点では、全ての車両が濃いHET色で床下機器は黒色、トイレ窓は洋式化改造されて埋められた姿となっていましたが、種車とした「JR キハ183-2550系特急ディーゼルカー(HET)基本セット」は薄いHET色、灰色の床下機器ででトイレ窓が残っていた改造後まもない頃の姿でしたので、全ての車両のトイレ窓を埋め、床下機器も含めて一部再塗装し、青色も濃いHET色に変更しています。また、先頭車のキハ183形3550番台はいずれも運転席上部の塗り分けラインが実車と異なっていますので、2両とも屋根板を車体に接着し継ぎ目を消したのち、V字型の塗り分けラインから横一直線の塗り分けラインに変更しています。
 この編成が完成して以降、TOMIXからは500番台特急「北斗」、7550番台特急「北斗」などのバリエーションが製品化されていますが、2550番台特急「北斗」のこのスタイルのものは、いまだ製品化されていません。

▼中間車2-4位側

【1号車】キハ183-3566
Nゲージ
【2号車】キハ182-2553
Nゲージ
【3号車】キロ182-2553
Nゲージ
【4号車】キハ182-2557
Nゲージ
【5号車】キハ182-2558
Nゲージ
【6号車】キハ182-2559
Nゲージ
【7号車】キハ182-2552
Nゲージ
【8号車】キハ183-3563
Nゲージ

中間車1-3位側

【1号車】キハ183-3566
Nゲージ
【2号車】キハ182-2553
Nゲージ
【3号車】キロ182-2553
Nゲージ
【4号車】キハ182-2557
Nゲージ
【5号車】キハ182-2558
Nゲージ
【6号車】キハ182-2559
Nゲージ
【7号車】キハ182-2552
Nゲージ
【8号車】キハ183-3563
Nゲージ


《更新情報》
2017.02.07 記事掲載
2019.03.24 記事更新、写真の掲載形式変更

【Nゲージ】キハ184形0番台

キハ184形0番台


実車について

キハ184形0番台は、キハ183系特急型気動車が8両編成以上を組む場合の電源確保のため、電源装置付き中間車として登場し、1981年(昭和56年)9月から1983年(昭和58年)5月にかけて11両が製造されました。11両すべてが国鉄標準色で落成しています。

国鉄末期における特急の短編成化の流れを受けて、1984年(昭和59年)12月から1985年(昭和60年)3月にかけて、1、3、4、5の4両が先頭車化改造を受け、キハ183形100番台に改番されたため、キハ184形0番台は7両が国鉄からJR北海道に継承されました。この間、1986年(昭和61年)10月頃から1987年(昭和62年)3月頃にかけて、7両すべてが国鉄標準色から新特急色へ塗色変更されたと想定されます。

JR北海道への移行直前の1986年(昭和61年)11月ダイヤ改正以降は、キハ184形0番台とのペア運用を前提として製造されたトイレ付先頭車であるキハ183形500番台と2両でペアを組んでの運用が基本となりました。この間、キハ184-11は1990年(平成2年)に一時的にフラノエクスプレス併結用改造を受け、塗色も変更されましたが、その後、新特急色に戻されました。しかし、1994年(平成6年)2月22日、キハ184-11は特急おおぞら10号として運用中に横転事故により大破し、同年3月に廃車となり、キハ184形0番台は6両となりました。

1996年(平成8年)頃から、HET色またはとかち色への塗色変更が始まり、2、6、7、8の4両がHET色に、9.10の2両がとかち色に、それぞれ塗色変更されました。このうち、6、9、10の3両は、特急「おおぞら」の特急「スーパーおおぞら」化を目前に控えた2001年(平成13年)3月に廃車となり、残るHET色の3両も2008年(平成20年)3月に廃車され、1981年(昭和56年)の登場から27年で形式消滅となりました。


Nゲージについて
kiha184_0_02.jpg

kiha184_0_03.jpg
▲左から順に、国鉄標準色(初期製品)、国鉄標準色(リニューアル製品)、新特急色(リニューアル製品)、HET色(リニューアル製品)、とかち色(リニューアル製品)、HET色(初期製品改造)、とかち色(初期製品改造)
 

Nゲージのキハ184形0番台は、キハ183系特急型気動車が初めてトミックスで製品化された1982年(昭和57年)の初期製品仕様のものと、2008年(平成20年)に製品化されたリニューアル製品仕様のものとの2種類が存在します。リニューアル製品仕様のものは、2008年(平成20年)に「国鉄 キハ183-0系特急ディーゼルカー増結セット」で発売された国鉄標準色のもの、2016年(平成28年)に「JR キハ183-500系特急ディーゼルカー(おおぞら)セット」で発売された新特急色のもの、2018年(平成30年)に「JR キハ183系特急ディーゼルカー(まりも)セットB」で発売されたHET色のもの、2019年(平成31年)に「JR キハ183系特急ディーゼルカー(とかち)セット」で発売されたとかち色のものの4種類が存在します。

▼国鉄標準色・初期製品仕様(1982年発売・M車のみ):該当車番・時期→1~11、1981~1987年
キハ184-0

キハ184-0
 上の写真は、1982年(昭和57年)に製品化された初期製品仕様の車両。「キハ184-1」の車番が最初から印刷されていました。この製品は、初期製品仕様を改良した旧製品仕様での製品化がなかったため、リニューアル製品仕様の車両が登場するまでの間、ネットオークション上では1万円を超える高値で取引されていた時期もありました。リニューアル製品仕様の車両が登場して以降は、一転して安価で入手することが可能になりました。
 初期製品仕様の特徴として、黒の成型色に独特の黄色っぽいクリーム4号と鮮やかな赤2号、緑がかった屋根のグレー色の塗装が施されています。また、この赤2号は経年劣化によるひび割れが起きやすいようで、中にはかなりのひび割れが起きている個体もあるようです。また、客用扉下部や機器室ルーバー部分の赤色がうまく回っておらずクリーム4号の下地が見えたままになっており、これらの理由からか、赤2号のみ上塗りされた個体もジャンク品としてよく見かけます。M車はモーターが客窓にまで達しているため、黒色のダイキャストで覆われており、室内灯には対応しませんが、ジ・ジ・ジという独特のスプリングウォーム式モーター音は気動車らしく、管理人個人としては気に入っています。車輪のゴムは交換する必要がありますが、30年以上経った現在でも走行は非常にスムーズです。
 初期製品仕様、旧製品仕様共通の特徴として、屋根上ランボードが簡易表現となっていること、貫通幌枠が車体と一体成型となっており貫通幌の表現が省略されていること、行先方向幕が別パーツ化されていないこと、そして、当然と言えば当然ですが、ボディマウント式TNカプラー非対応であることなどがあげられます。

▼国鉄標準色・リニューアル製品仕様(2008年発売、T車のみ):該当車番・時期→1~11、1981~1987年
キハ184-0

キハ184-0
 上の写真は、2008年(平成20年)に製品化されたリニューアル製品仕様の車両。車番はインレタ方式となり特定車番の印刷はありません。キハ184形としては待望の再製品化となりました。
 リニューアル製品仕様の特徴として、まず塗装は、車体本体がクリーム色成型色にクリーム4号と赤2号が旧製品仕様と同じような色表現で塗装されています。屋根は別パーツ化され、これもグレー色の成型色に旧製品仕様と同様のグレー色で塗装されています。次に車体の表現としては、ランボードの精密化、行先方向幕の別パーツ化、貫通幌の別パーツ化などが図られ、床板はボディマウント式TNカプラー対応となっています。今回の製品化に伴いM車からT車に変更されたたため、初めて室内の座席や通路部分も表現されました。もちろん室内灯対応です。実車はロームブラウンの座席モケットだったため、座席パーツは茶系の成型色となっています。床下機器もキハ183形と同様の精度で表現されています。車輪も黒染化されているので落ち着いて見えます。

▼新特急色・リニューアル製品仕様(2016年発売、T車のみ):該当車番・時期→2、6~11、1986~1996年
キハ184-0

キハ184-0
 上の写真は、2016年(平成28年)にキハ183形500番台新特急色とともに製品化された車両で、リニューアル製品仕様。車番はインレタ方式で特定車番の印刷はありません。国鉄標準色のリニューアル製品仕様の色違いバージョンですが、それまで個人のレベルで新特急色に塗色変更するのはなかなか難易度が高く、これまた待望の製品化となりました。キハ183形500番台の新特急色も同時に製品化されたため、新特急色時代の特急「おおぞら」の再現など特定時期の編成を再現することも容易になりました。
 製品の特徴は国鉄標準色のものと同様ですのでここでは割愛しますが、この車両は「JR キハ183-500系特急ディーゼルカー(おおぞら)セット」を購入しないと入手できないため、ネットオークションの世界ではセットをばらした単品がかなり高い値段で取引されていました。2018年(平成30年)にHET色が、2019年(平成31年)にとかち色が製品化されてからは、値段も落ち着いているように見受けられます。

▼HET色・リニューアル製品仕様(2018年発売、T車のみ):該当車番・時期→2、6~8、1996~2008年
キハ184-0

キハ184-0
 上の写真は、2018年(平成30年)にキハ183形500番台HET色とともに製品化された車両で、リニューアル製品仕様。車番はインレタ方式で特定車番の印刷はありません。これもリニューアル製品仕様の色違いバージョンです。HET色のブルーは濃いブルーとなっており、床下機器も灰色ですが、同じく製品化されたキハ183形500番台HET色のトイレ窓が様式化改造に伴い埋められたあとの表現となっていることから、2000年(平成12年)以降、2000年代の早い時期の設定と思われます。
 製品の特徴は国鉄標準色のものと同様ですのでここでは割愛しますが、この車両も「JR キハ183系特急ディーゼルカー(まりも)セットB」を購入しないと入手できません。

▼とかち色・リニューアル製品仕様(2019年発売、T車のみ):該当車番・時期→9、10、1996~2001年
キハ184-0

キハ184-0
 上の写真は、2019年(平成31年)にキハ183形500番台とかち色とともに製品化された車両で、リニューアル製品仕様。車番はインレタ方式で特定車番の印刷はありません。これもリニューアル製品仕様の色違いバージョンです。この車両が活躍したのは、わずか数年の短い期間にとどまっており、実車の写真も少ないのが現状ですが、しっかり製品化されました。もっとも、同じく製品化されたキハ183形500番台とかち色が人気車両となったため、こりらが目的でセットを購入された方も多いかもしれません。
 製品の特徴は国鉄標準色のものと同様ですのでここでは割愛しますが、この車両も「JR キハ183系特急ディーゼルカー(とかち)セット」を購入しないと入手できません。

▼【参考】HET色・初期製品仕様改造品:(M車):該当車番・時期→2、7、8、1996~2008年
キハ184-0

キハ184-0
 上の写真は、初期製品仕様のものを種車として塗色変更とディティールアップを図った改造品で、車番は2005年(平成17年)頃のキハ184-7としています。
 まず塗色についてですが、HET色のブルーは薄いブルー(いわゆる苗穂色)とし、床下機器は2000年代に黒色化されて以降の姿としています。したがって、厳密に言えば、この表現には2001年(平成13年)3月に廃車されたキハ184-6は含まれません。
 車体の表現としては、初期製品仕様をリニューアル製品仕様に近づけるため、ランボードの精密化や貫通幌の別パーツ化、行先方向幕のHゴム表現、ボディマウント式TNカプラーの取付などを行うとともに、各種手すりの別パーツ化や排気筒の延長、床下ステップの表現、各種インレタ貼付などのディティールアップを行っています。これらの作業により、初期製品仕様の種車であってもリニューアル製品仕様と遜色のないレベルになっているのではないかと思います。
 動力装置については、車輪ゴムの交換、台車や歯車、スプリング等の洗浄とグリスの再塗布などのメンテナンスを行ったところ、非常にスムーズに動くことが確認できました。

▼【参考】とかち色・初期製品仕様改造品:(M車):該当車番・時期→9、10、1996~2001年
キハ184-0

キハ184-0
 上の写真は、初期製品仕様のものを種車として塗色変更とディティールアップを図った改造品で、車番は1998年(平成10年)頃のキハ184-10としています。塗色は、とかち色の車体にねずみ色1号の床下機器表現としています。
 改造やディティールアップはHET色と同様ですので、ここでは割愛しますが、機器室ルーバー付近を見ると、白坊主の愛称で親しまれたキハ183-104を彷彿とさせる外観となっています。
 動力装置もHET色の改造車両と同様のメンテナンスを行うことで、スムーズに動くようになりました。

《更新情報》
2017.08.12 記事掲載
2019.03.10 記事更新、写真入替