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【Nゲージ】キハ184形0番台

キハ184形0番台


実車について

キハ184形0番台は、キハ183系特急型気動車が8両編成以上を組む場合の電源確保のため、電源装置付き中間車として登場し、1981年(昭和56年)9月から1983年(昭和58年)5月にかけて11両が製造されました。11両すべてが国鉄標準色で落成しています。

国鉄末期における特急の短編成化の流れを受けて、1984年(昭和59年)12月から1985年(昭和60年)3月にかけて、1、3、4、5の4両が先頭車化改造を受け、キハ183形100番台に改番されたため、キハ184形0番台は7両が国鉄からJR北海道に継承されました。この間、1986年(昭和61年)10月頃から1987年(昭和62年)3月頃にかけて、7両すべてが国鉄標準色から新特急色へ塗色変更されたと想定されます。

JR北海道への移行直前の1986年(昭和61年)11月ダイヤ改正以降は、キハ184形0番台とのペア運用を前提として製造されたトイレ付先頭車であるキハ183形500番台と2両でペアを組んでの運用が基本となりました。この間、キハ184-11は1990年(平成2年)に一時的にフラノエクスプレス併結用改造を受け、塗色も変更されましたが、その後、新特急色に戻されました。しかし、1994年(平成6年)2月22日、キハ184-11は特急おおぞら10号として運用中に横転事故により大破し、同年3月に廃車となり、キハ184形0番台は6両となりました。

1996年(平成8年)頃から、HET色またはとかち色への塗色変更が始まり、2、6、7、8の4両がHET色に、9.10の2両がとかち色に、それぞれ塗色変更されました。このうち、6、9、10の3両は、特急「おおぞら」の特急「スーパーおおぞら」化を目前に控えた2001年(平成13年)3月に廃車となり、残るHET色の3両も2008年(平成20年)3月に廃車され、1981年(昭和56年)の登場から27年で形式消滅となりました。


Nゲージについて
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▲左から順に、国鉄標準色(初期製品)、国鉄標準色(リニューアル製品)、新特急色(リニューアル製品)、HET色(リニューアル製品)、とかち色(リニューアル製品)、HET色(初期製品改造)、とかち色(初期製品改造)
 

Nゲージのキハ184形0番台は、キハ183系特急型気動車が初めてトミックスで製品化された1982年(昭和57年)の初期製品仕様のものと、2008年(平成20年)に製品化されたリニューアル製品仕様のものとの2種類が存在します。リニューアル製品仕様のものは、2008年(平成20年)に「国鉄 キハ183-0系特急ディーゼルカー増結セット」で発売された国鉄標準色のもの、2016年(平成28年)に「JR キハ183-500系特急ディーゼルカー(おおぞら)セット」で発売された新特急色のもの、2018年(平成30年)に「JR キハ183系特急ディーゼルカー(まりも)セットB」で発売されたHET色のもの、2019年(平成31年)に「JR キハ183系特急ディーゼルカー(とかち)セット」で発売されたとかち色のものの4種類が存在します。

▼国鉄標準色・初期製品仕様(1982年発売・M車のみ):該当車番・時期→1~11、1981~1987年
キハ184-0

キハ184-0
 上の写真は、1982年(昭和57年)に製品化された初期製品仕様の車両。「キハ184-1」の車番が最初から印刷されていました。この製品は、初期製品仕様を改良した旧製品仕様での製品化がなかったため、リニューアル製品仕様の車両が登場するまでの間、ネットオークション上では1万円を超える高値で取引されていた時期もありました。リニューアル製品仕様の車両が登場して以降は、一転して安価で入手することが可能になりました。
 初期製品仕様の特徴として、黒の成型色に独特の黄色っぽいクリーム4号と鮮やかな赤2号、緑がかった屋根のグレー色の塗装が施されています。また、この赤2号は経年劣化によるひび割れが起きやすいようで、中にはかなりのひび割れが起きている個体もあるようです。また、客用扉下部や機器室ルーバー部分の赤色がうまく回っておらずクリーム4号の下地が見えたままになっており、これらの理由からか、赤2号のみ上塗りされた個体もジャンク品としてよく見かけます。M車はモーターが客窓にまで達しているため、黒色のダイキャストで覆われており、室内灯には対応しませんが、ジ・ジ・ジという独特のスプリングウォーム式モーター音は気動車らしく、管理人個人としては気に入っています。車輪のゴムは交換する必要がありますが、30年以上経った現在でも走行は非常にスムーズです。
 初期製品仕様、旧製品仕様共通の特徴として、屋根上ランボードが簡易表現となっていること、貫通幌枠が車体と一体成型となっており貫通幌の表現が省略されていること、行先方向幕が別パーツ化されていないこと、そして、当然と言えば当然ですが、ボディマウント式TNカプラー非対応であることなどがあげられます。

▼国鉄標準色・リニューアル製品仕様(2008年発売、T車のみ):該当車番・時期→1~11、1981~1987年
キハ184-0

キハ184-0
 上の写真は、2008年(平成20年)に製品化されたリニューアル製品仕様の車両。車番はインレタ方式となり特定車番の印刷はありません。キハ184形としては待望の再製品化となりました。
 リニューアル製品仕様の特徴として、まず塗装は、車体本体がクリーム色成型色にクリーム4号と赤2号が旧製品仕様と同じような色表現で塗装されています。屋根は別パーツ化され、これもグレー色の成型色に旧製品仕様と同様のグレー色で塗装されています。次に車体の表現としては、ランボードの精密化、行先方向幕の別パーツ化、貫通幌の別パーツ化などが図られ、床板はボディマウント式TNカプラー対応となっています。今回の製品化に伴いM車からT車に変更されたたため、初めて室内の座席や通路部分も表現されました。もちろん室内灯対応です。実車はロームブラウンの座席モケットだったため、座席パーツは茶系の成型色となっています。床下機器もキハ183形と同様の精度で表現されています。車輪も黒染化されているので落ち着いて見えます。

▼新特急色・リニューアル製品仕様(2016年発売、T車のみ):該当車番・時期→2、6~11、1986~1996年
キハ184-0

キハ184-0
 上の写真は、2016年(平成28年)にキハ183形500番台新特急色とともに製品化された車両で、リニューアル製品仕様。車番はインレタ方式で特定車番の印刷はありません。国鉄標準色のリニューアル製品仕様の色違いバージョンですが、それまで個人のレベルで新特急色に塗色変更するのはなかなか難易度が高く、これまた待望の製品化となりました。キハ183形500番台の新特急色も同時に製品化されたため、新特急色時代の特急「おおぞら」の再現など特定時期の編成を再現することも容易になりました。
 製品の特徴は国鉄標準色のものと同様ですのでここでは割愛しますが、この車両は「JR キハ183-500系特急ディーゼルカー(おおぞら)セット」を購入しないと入手できないため、ネットオークションの世界ではセットをばらした単品がかなり高い値段で取引されていました。2018年(平成30年)にHET色が、2019年(平成31年)にとかち色が製品化されてからは、値段も落ち着いているように見受けられます。

▼HET色・リニューアル製品仕様(2018年発売、T車のみ):該当車番・時期→2、6~8、1996~2008年
キハ184-0

キハ184-0
 上の写真は、2018年(平成30年)にキハ183形500番台HET色とともに製品化された車両で、リニューアル製品仕様。車番はインレタ方式で特定車番の印刷はありません。これもリニューアル製品仕様の色違いバージョンです。HET色のブルーは濃いブルーとなっており、床下機器も灰色ですが、同じく製品化されたキハ183形500番台HET色のトイレ窓が様式化改造に伴い埋められたあとの表現となっていることから、2000年(平成12年)以降、2000年代の早い時期の設定と思われます。
 製品の特徴は国鉄標準色のものと同様ですのでここでは割愛しますが、この車両も「JR キハ183系特急ディーゼルカー(まりも)セットB」を購入しないと入手できません。

▼とかち色・リニューアル製品仕様(2019年発売、T車のみ):該当車番・時期→9、10、1996~2001年
キハ184-0

キハ184-0
 上の写真は、2019年(平成31年)にキハ183形500番台とかち色とともに製品化された車両で、リニューアル製品仕様。車番はインレタ方式で特定車番の印刷はありません。これもリニューアル製品仕様の色違いバージョンです。この車両が活躍したのは、わずか数年の短い期間にとどまっており、実車の写真も少ないのが現状ですが、しっかり製品化されました。もっとも、同じく製品化されたキハ183形500番台とかち色が人気車両となったため、こりらが目的でセットを購入された方も多いかもしれません。
 製品の特徴は国鉄標準色のものと同様ですのでここでは割愛しますが、この車両も「JR キハ183系特急ディーゼルカー(とかち)セット」を購入しないと入手できません。

▼【参考】HET色・初期製品仕様改造品:(M車):該当車番・時期→2、7、8、1996~2008年
キハ184-0

キハ184-0
 上の写真は、初期製品仕様のものを種車として塗色変更とディティールアップを図った改造品で、車番は2005年(平成17年)頃のキハ184-7としています。
 まず塗色についてですが、HET色のブルーは薄いブルー(いわゆる苗穂色)とし、床下機器は2000年代に黒色化されて以降の姿としています。したがって、厳密に言えば、この表現には2001年(平成13年)3月に廃車されたキハ184-6は含まれません。
 車体の表現としては、初期製品仕様をリニューアル製品仕様に近づけるため、ランボードの精密化や貫通幌の別パーツ化、行先方向幕のHゴム表現、ボディマウント式TNカプラーの取付などを行うとともに、各種手すりの別パーツ化や排気筒の延長、床下ステップの表現、各種インレタ貼付などのディティールアップを行っています。これらの作業により、初期製品仕様の種車であってもリニューアル製品仕様と遜色のないレベルになっているのではないかと思います。
 動力装置については、車輪ゴムの交換、台車や歯車、スプリング等の洗浄とグリスの再塗布などのメンテナンスを行ったところ、非常にスムーズに動くことが確認できました。

▼【参考】とかち色・初期製品仕様改造品:(M車):該当車番・時期→9、10、1996~2001年
キハ184-0

キハ184-0
 上の写真は、初期製品仕様のものを種車として塗色変更とディティールアップを図った改造品で、車番は1998年(平成10年)頃のキハ184-10としています。塗色は、とかち色の車体にねずみ色1号の床下機器表現としています。
 改造やディティールアップはHET色と同様ですので、ここでは割愛しますが、機器室ルーバー付近を見ると、白坊主の愛称で親しまれたキハ183-104を彷彿とさせる外観となっています。
 動力装置もHET色の改造車両と同様のメンテナンスを行うことで、スムーズに動くようになりました。

《更新情報》
2017.08.12 記事掲載
2019.03.10 記事更新、写真入替

【Nゲージ】1998年12月19日特急おおぞら6号

【Nゲージ】1998年12月19日特急おおぞら6号

Nゲージ

←苗穂
《キハ
183-
1554
キハ
182-
13
キロ
182-
1
キハ
184-
10
キハ》
183-
505
桑園→
【出典】「鉄道フォーラム」過去ログ

 平成10(1998)年12月8日のダイヤ改正から、特急「おおぞら」は5両編成基本となりました。また、このダイヤ改正に合わせてとかち色のキハ184-10が札幌(札)サウから釧路(釧クシ)に転属となり、とかち色ながらHET色の車両に混じって運用される姿が見られました。今回選択した編成もその一つです。
 編成を選択した時点では、キハ183形1550番台の濃いHET色、キロ182形0番台のHET色、キハ184形0番台のとかち色、キハ183形500番台のHET色はいずれも発売されておらず、キハ182形0番台も含めて5両とも元の塗装を剥離して再塗装することとしました。種車は、キハ183-1554がHET色の旧製品、キハ182-13、キロ182-1、キハ184-10の3両が国鉄標準色の初期製品、キハ183-505だけ新特急色のリニューアル仕様の製品となっています。
 この編成が完成した平成31(2019)年1月時点では、HET色のキロ182形0番台を除き全て各塗色で製品化されていますが、厳密に言えば、キハ183-1554はヘッドマークが看板式の濃いHET色、キハ183-505はヘッドマークが幕式でトイレ小窓付きの濃いHET色ですので、現在製品化されているものとは若干異なります。
 5両ともディティールアップ作業を施していますので、初期製品、旧製品、リニューアル製品それぞれの仕様の違いによる差異はあまりめだたないと思っています。

▼1号車 キハ183-1554
キハ183-1554

キハ183-1554
〇種車:薄いHET色の旧製品、看板式ヘッドマーク、床下機器灰色、銀色車輪
〇塗装:元の塗装をIPAで剥離したのち、濃いHET色に全面再塗装、床下機器は灰色のまま
〇カプラー:運転席側はJC6368に交換、客用扉側は0734に交換
〇車番:国鉄フォントの切り抜き文字のインレタ
〇その他:運転席側屋根上塗り分けライン変更、排気管延長、手すり精密化、検査表記等のインレタ貼付など
※実車の車両データは こちら

▼2号車 キハ182-13
キハ182-13

キハ182-13
〇種車:国鉄標準色の初期製品、トイレ側・洗面側小窓あり、床下機器灰色、プラスチック車輪
〇塗装:元の塗装をIPAで剥離したのち、濃いHET色に全面再塗装、床下機器は灰色のまま
〇カプラー:両方とも0734に交換(トイレタンク取付)
〇車番:国鉄フォントの切り抜き文字のインレタ
〇その他:排気管延長、手すり精密化、検査表記等のインレタ貼付など
※実車の車両データは こちら

▼3号車 キロ182-1
キロ182-1

キロ182-1
〇種車:国鉄標準色の初期製品、トイレ側・洗面側小窓あり、床下機器灰色、プラスチック車輪
〇塗装:元の塗装をIPAで剥離したのち、濃いHET色に全面再塗装、床下機器は灰色のまま
〇カプラー:両方とも0734に交換(トイレタンク取付)
〇車番:国鉄フォントの切り抜き文字のインレタ
〇その他:排気管延長、手すり精密化、検査表記等のインレタ貼付など
※実車の車両データは こちら

▼4号車 キハ184-10
キハ184-10

キハ184-10
〇種車:国鉄標準色の初期製品、床下機器灰色、プラスチック車輪、動力車
〇塗装:元の塗装をIPAで剥離したのち、とかち色に全面再塗装、床下機器は灰色のまま
〇カプラー:両方とも0734に交換
〇車番:国鉄フォントの切り抜き文字のインレタ
〇その他:排気管延長、手すり精密化、検査表記等のインレタ貼付など
※実車の車両データは こちら

▼5号車 キハ183-505
キハ183-505

キハ183-505
〇種車:新特急色のリニューアル製品、看板式へddマーク、トイレ側小窓あり、床下機器灰色、黒染め車輪
〇塗装:元の塗装をIPAで剥離したのち、濃いHET色に全面再塗装、床下機器は灰色のまま
〇カプラー:運転席側は製品のまま、客用扉側は0734に交換(トイレタンク取付)
〇車番:国鉄フォントの切り抜き文字のインレタ
〇その他:運転席側屋根上塗り分けライン変更、幕式ヘッドマーク化、排気管延長、手すり精密化、検査表記等のインレタ貼付など
※実車の車両データは こちら


《更新情報》
2019.02.15 記事掲載

【Nゲージ】キロ182形500、2550、7550番台

キロ182形500、2550、7550番台


実車について
 キロ182形500番台は、国鉄末期に増備されたキハ183系500番台の車販準備室付きハイデッカーグリーン車として、1986年(昭和61年)に8両が製造されました。いずれも新特急色で落成し、すべて当時の札幌運転区に配置されました。登場直後は主に特急「おおぞら」や特急「オホーツク」に使用されていましたが、1990年(平成2年)9月、501号から507号の7両が函館に転属となり、特急「北斗」に使用されるようになりました。
 1994年(平成6年)、特急「北斗」の一部が130km/h運転となることに伴い、501号から503号の3両に対して130km/h化改造が行われ、キロ182形2550番台が登場しました。この改造に合わせて塗色も新特急色からHET色に変更されています。これら3両は長らく130km/h対応の特急「北斗」として使用されてきましたが、2015年(平成27年)に機関換装改造が行われ、キロ182形7550番台となりました。この頃はすでに130km/h運転は行われなくなっていましたが、引き続き特急「北斗」に使用され、2018年(平成30年)3月のダイヤ改正で特急「北斗」がすべて特急「スーパー北斗」となったことに伴い運用をはずれました。今後は、特急「オホーツク」「大雪」に使用されるものと思われます。
 一方、キロ182形500番台のまま残った504号から508号のうち、504号から507号は、1993年(平成5年)から1994年(平成6年)にかけて新特急色からHET色への塗色変更を受け、120km/h運転の特急「北斗」として使用されましたが、特急「北斗」の特急「スーパー北斗」化が進むにつれ、徐々に特急「北斗」としての運用を減らし、最終的には504号と505号の2両だけが最後まで特急「北斗」に使用され、2017年(平成29年)ダイヤ改正で特急「北斗」としての運用を外れました。その後もまれに特急「北斗」として運用される機会がありましたが、2018年(平成30年)3月現在、全く運用されない状態となっています。この2両は今後、特急「オホーツク」「大雪」として使用されるものと思われます。
 残る506号から508号のうち、508号はずっと札幌運転所に残り続け1両だけ新特急色のまま座席の3列化改造も受けずに残っていましたが、特急「とかち」にキロ182形500番台が使用されるようになると、座席の3列化改造とともに塗色変更を受け、それまでの新特急色からHET色となりました。このとき、HET色の青の部分がラベンダー色の色違いとなり、やがて、506号も同様の塗装となりました。これら3両は特急「とかち」が廃止される2009年(平成21年)まで活躍しましたが、運用離脱後は他の特急に転用されることなく、キロ182形0番台が残る中3両とも廃車されました。

Nゲージについて
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▲右から順に、500番台新特急色(旧製品)、500番台新特急色(リニューアル製品)、2550番台HET色(旧製品)、2550番台HET色(リニューアル製品)、500番台HET色(リニューアル製品)、7550番台(リニューアル製品)、500番台ラベンダーHET色(旧製品改造)、2550番台(リニューアル製品改造)
 
 Nゲージのキロ182形500番台は、貫通幌が車体と一体成型となっており、BM式TNカプラー非対応の旧製品と、貫通幌が別パーツ化されBM式TNカプラー対応となったリニューアル製品の2種類が存在します。新特急色はその両方が製品化されており、HET色はリニューアル製品のみが存在します。このリニューアル製品のHET色の青は、いわゆる噴火湾ブルーとも呼ばれる濃い青色で表現されています。この青色は、特急「まりも」セットにも用いられている色です。新特急色の500番台はいずれもトイレ窓があり座席が4列で表現されています。HET色の500番台はトイレ窓が埋められており座席が3列で表現されています。また、新特急色の500番台の床下はいずれも灰色で表現されているのに対して、HET色の500番台の床下機器は黒色で表現されています。
 キロ182形2550番台についても旧製品とリニューアル製品の2種類が存在し、HET色の青色は、いずれもややくすみのある独特の青色となっています。いずれの製品もトイレ窓がある時期のものを再現していますが、旧製品の座席は新特急色の旧製品のものを流用していると思われ座席が4列のままとなっています。リニューアル製品は座席が3列となっています。床下はいずれも灰色で表現されています。
 キロ182形7550番台は、リニューアル製品のみが製品化されており、トイレ窓は埋められており、HET色の青色は紫色がかっており、特急「サロベツ」セットと同様です。苗穂運転所転籍後の青色を表現しているものと思われます。床下機器は機関換装後につけられた灰色のカバーが表現され、エンジン等の機器は黒色で表現されています。実車は妻面の雨樋の位置が変更され転落防止幌が取り付けられていますが、製品では省略されています。
 2018年(平成30年)3月時点で、HET色でありながら青色部分がラベンダー色に塗られたキロ182-506やキロ182-507は製品化されていません。

▼500番台新特急色・旧製品仕様(T車のみ):該当車番・時期→501~508、1986~1996年
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上の写真は、旧製品仕様の車両です。品番926194「キハ183 550系特急ディーゼルカーセット」に含まれているものです。車番は印刷済みで508番が印刷されています。成型色は白色で、小さいタイプのグリーンマークと「GRENN CAR」の文字が印刷されています。0番台の旧製品と異なり行先方向幕は別パーツ化されていますがHゴム表現は窓枠と同じ黒色となっています。床下機器が灰色の成型色であることやBM式TNカプラー非対応となっているところは他の旧製品と同様です。

▼500番台新特急色・リニューアル製品仕様(2007年発売、T車のみ):該当車番・時期→501~508、1986~1996年
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 上の写真は、2007年(平成19年)に製品化されたリニューアル製品仕様の車両です。品番92309「キハ183 550系特急ディーゼルカーセット」や品番98207「キハ183 500系特急ディーゼルカー(おおぞら)セット」、品番98208「キハ183 500系特急ディーゼルカー(北斗)セット」に含まれているものです。車番はインレタ方式となり特定車番の印刷はありません。グリーンマークは旧製品と同様です。
 リニューアル製品仕様の特徴として、貫通幌の別パーツ化や床板のBM式TNカプラー対応化が図られています。室内の座席はR36をイメージした緑色となりました。床下機器は灰色の成型色で、車輪は黒染化されています。

▼2550番台HET色・旧製品仕様(T車のみ):該当車番・時期→2551~2553、1994~2000年
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 上の写真は、品番92649「JRキハ183 2550系特急ディーゼルカー(HET)セット」に含まれているものです。新特急色の旧製品と同じ仕様となります。車番はインレタ式でトイレ窓は埋められておらず、床下機器は灰色で、BM式TNカプラー非対応です。

▼2550番台HET・リニューアル製品仕様(2006年発売、T車のみ):該当車番・時期→2551~2553、1994~2000年
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 上の写真は、2006年(平成18年)発売の、品番92781「キハ183 2550系特急ディーゼルカー(HET)基本セット」に含まれているものです。新特急色のリニューアル製品仕様と同等ですが、座席パーツは新たに3列シートのものになっています。トイレ窓は埋められていないので、発売は2006年(平成18年)ですが、2000年頃までの編成を再現したものとなります。

▼500番台HET色・リニューアル製品仕様(T車のみ):該当車番・時期→504・505・507、2000~2017年
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 上の写真は、2016年(平成28年)発売の、品番98621「JRキハ183 500系特急ディーゼルカー(北斗・HET色)セット」トに含まれているものです。2550番台HET色のリニューアル製品仕様と同等のものですが、トイレ窓は埋められており、床下機器も黒色化されていますので、2000年(平成12年)頃以降の特急「北斗」を再現したものとなります。特急「北斗」ということで言えば、504号と505号が該当しますが、特急「とかち」で運用されていた507号も同じ仕様でしたので該当します。506号と508号はHET色の青色の部分がラベンダー色になっていますので該当しません。なお、この車両のHET色の青色は濃い青色(いわゆる噴火湾ブルー)で表現されていますので、厳密に言えば、2015年(平成27年)頃までの表現ということになります。それ以降の実車は、7550番台と同様の薄いブルー色に改められています。

▼7550番台HET色・リニューアル製品仕様(2018年発売、T車のみ):該当車番・時期→7551~7553、2015年~
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 上の写真は、品案98631「JR キハ183系 7550系特急ディーゼルカー(北斗)基本セット」に含まれるものです。車体は500番台北斗のものと同様でトイレ窓も埋められていますが、HET色の青色が特急「サロベツ」セットと同様の紫がかった青色になっています。2015年(平成27年)頃以降のHET色を表現したものと思われます。床下機器が新規に製作され、黒色化されるとともに灰色のカバーが表現されています。

▼500番台HET色(ラベンダー色)・旧製品仕様改造(T車のみ):該当車番・時期→506・608、1996~2009年
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 上の写真は、旧製品の2550番台HET色を種車として、塗色変更とディティールアップを図った改造品で、車番は2007年(平成19年)頃のキロ182-506としてあります。
 まず塗色についてですが、HET色のブルー部分をキサロハ182形550番台の塗色を参考にしたラベンダー色に変更し、床下機器は黒色としています。また、改造当時はトイレ窓が埋められた製品はなかったため、トイレ窓が埋められた姿としています。
 車体の表現としては、旧製品仕様をリニューアル製品仕様に近づけるため、貫通幌の別パーツ化、BM式TNカプラーの取付などの改造を行うとともに、各種手すりの別パーツ化や排気筒の延長、床下ステップの表現、各種インレタ貼付などのディティールアップを行っています。屋根上の水タンクにも手すりを取り付けてみました。
 0番台の車両と比べるとやや車高が高いようなので、今後調整が必要です。


▼2550番台HET色(濃いブルー)・リニューアル製品仕様改造(T車のみ):該当車番・時期→2551~2553、2000~2015年
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 上の写真は、リニューアル製品仕様の2550番台HET色を種車として、塗色変更とディティールアップを図った改造品で、車番は2013年(平成25年)頃のキロ182-2552としてあります。
 まず塗色についてですが、HET色のブルー部分をいわゆる噴火湾ブルーと言われる濃いブルーに変更し、床下機器は黒色としています。また、改造当時はトイレ窓が埋められた製品はなかったため、トイレ窓が埋められた姿としています。
 車体の表現としては、各種手すりの別パーツ化や排気筒の延長、床下ステップの表現、各種インレタ貼付などのディティールアップを行っています。屋根上の水タンクにも手すりを取り付けてみました。
 現在であれば、500番台北斗用のリニューアル製品を種車として台車を交換すればあっという間に再現できてしまうのですが、当時はそれなりに苦労して製作した記憶があります。

《更新情報》
2018.03.25 記事を掲載