【日誌】旧製品キハ182-1(完成)

 昨年度取り組んでいたTOMIX製の旧製品キハ182形をディティールアップする形で製作していたキハ182-1(廃車時)がやっと、一応の完成を見ました。今回は旧製品のクリーム4号の色を生かして、キハ182-1にだけ見られた退色したクリーム4号を表現しようとするところから始めた工作でしたが、新製品との調和を考えた加工が次から次への発生し、結果的にはかなり大掛かりな作業になってしまいました。しかし、がんばれば旧製品でも新製品と遜色ない程度にはディティールアップできることが分かりましたし、妻面などはむしろ新製品よりリアルな部分もあることが分かりました。でも、2両目に突入するかどうかは分かりません。
 これで、本ブログをはじめてから製作した車両は、キハ183-1、ED76-509、キハ182-1の3両になりました。今度、きちんと写真に撮って、完成作品集のページでもつくって改めてアップしようかなと思います。

▼完成したTOMIX旧製品キハ182-1
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▼以前製作したキハ183-1とのツーショットです
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【日誌】旧製品キハ182(室内を塗装表現)

 Nゲージ製作記事は久々の更新になりました。この間、床下機器のディティールアップ等をちまちま行っていましたが、その写真はまた今度にして、今日はいよいよ最後、室内の塗装表現を開始しました。
▼室内塗装表現
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 まず、今回プロトタイプにしているキハ182-1はいわゆる丹頂柄の座席でしたので、それっぽい色でまずエアブラシ塗装します。次に、室内の化粧版部分をセールカラーで筆塗りし、更に床をグレーで筆塗りしました。いずれも、室内灯を組み込んだときに見える程度ですので、塗装は雑です。
 あとは、貫通扉から丸見えにならないように、仕切り壁を2箇所に立てました。本当は、このあと、座席の取っ手部分を赤で塗り、枕カバーを最近愛用している曲面追従シートで表現するのですが、すでに疲れてしまったので、この作業は時間を見つけてちまちまやろうと思っています。何とか年内に完成できそうです。

《更新情報》
2012.21.09 記事を掲載


【製作記事】キハ183-1(さよなら展示会時)をつくる⑦

【塗装】

 この連載記事は今回で最後にします。今回のテーマは塗装ですが、関連する部分でその他の点についても触れていきたいと思います。

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▲妻面の塗装(左は今回の製作品、右はオリジナルの製品)
 妻面の塗装でまず悩んだのは、クリーム4号の塗料です、妻面は通風口のグリルを塞いだり、製造銘板をパーツに変えたり、手すりをパーツに変えたりしていますので、すでにオリジナル製品の塗料は至る所で剥がれています。しかしながら、GMのクリーム4号はオリジナル製品とはかなり色味が異なっていて、塗装しても明らかに側面と合いません。調合するのは面倒くさいなと思っていたところ、ガイアノーツの「FARBE #015 クリーム4号」がけっこう近似色になることが分かりました。今回は、妻面のみこの塗料をエアブラシで塗装しています。
 次に妻面下部の赤2号です。写真を見ると分かるようにオリジナル製品は赤2号の塗装はされていません。しかし、復元された国鉄標準色の車両には皆赤2号の塗装がされています。今まで気にしたことはなかったのですが、どちらが正しいのか調べてみると、1981年度に製造された1次量産車は少なくとも赤2号の塗装がされていたことが分かりました。(鉄道ファン247号 他)。復元に当たって、乗務員室手すりなどはクリーム4号に塗られておらず正確に復元されていませんが、この妻面に関しては忠実に再現されていたようです。ちなみに、山と渓谷社の「国鉄車両形式2 気動車」を見ると、キロ182-7、キハ184-10(以上2次量産車)、キハ182-43(3次量産車)には赤2号の塗装がされていませんので、2次量産車以降は省略されていた可能性があります。その意味で、TOMIX製品の塗装が実車と異なるということではありません。
 細かいところでは、貫通扉はガイアノーツの「鉄道模型カラー、ライトステンレスシルバー」で塗装しましたが、少しざらつきが強くなってしまいました。ステンレス色の塗装はもっと研究しないとだめですね。ブレーキ管の塗装や第2消音器のフラットアルミは良いアクセントになっていると思っています。
 改めてみると、TOMIXのリニューアル品は妻面の屋根板が本体と別パーツ化されたところはこの写真のカットに関して言えば微妙です。どうしても浮き気味になってしまいます。

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▲屋根の塗装、排気管の加工
 写真のように排気管を延長し、ランボードをライトブルーに塗装していますので、屋根は再塗装しています。オリジナル製品に近いグレーをエアブラシで塗装していますが、私は、グレーを塗装する前に、ランボードにライトブルーを塗装し、ランボードと同じ色のマスキングテープをランボードに貼ってから、グレーを塗装しています。私にはその方が楽な気がしています。実は実車のランボードのライトブルーはかなりボロボロになっていて、一部は789系1000番台と同じグレー系のラバーが貼られているようなのですが、今回は見た目の美しさを優先してすべてライトブルーにしました。今後、他のキハ183系も順次グレー系のラバーに変更されていくような気がします。そうそう、細かいことを言えば、客用扉のHゴムもかなり黒色化が進んできました。この辺りの再現についても悩ましいところです。
 排気管は、太さの異なる真鍮線を組み合わせて、先端が台形になるように溶きパテをもって加工したものを取り付けています。後位側の排気管は、実物はもうちょっと長かったようです。この加工と屋根上手すりの立体化は、いつものごとく「こむめ」さんの記事を参考にしています。上から眺めることの多い模型では効果抜群ですね。

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▲運転席部分の塗装
 パーツを組み立ててから写真を撮ったので分かりづらいですが、一度すべてのパーツをばらしてから運転席部分をモリタの淡緑5号で、座席部分をGMの青15号で塗装してあります。
この分解のときに、リニューアル品の初期製品と改良品との間には大きな変更があることに気づきました。ヘッドライトのクリアパーツの長さや、それを受けるための車体側の部分が異なっているのです。写真を拡大するとわかるかも知れませんが、クリアパーツの後方の私が削りとった部分は改良品にはありませんでした。その他にも微妙にことなっている部分があり、例の屋根板の浮きの問題を解決するために、細かく金型を加工したものと思われます。初期製品が明らかにエラーのようですので、家電製品や自動車ならリコール対象なのかもしれませんが、ここは火を噴くところでもないので、ご愛嬌ということなのでしょう。でも、初期製品を大量買いした人には納得のいかないエラーかもしれません。なにしろ、製品のままではかなり屋根板が浮いていますから。今回の製品でもこの屋根板の浮きを直すために丸1日かかりました。今でも改良品をオシャカにしてしまったことが悔やまれます。

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▲台車等の塗装
 いわゆる軟質プラの塗装ですが、「RM MODELS」143号28ページの記事に忠実に塗装したところ、結果は良好でした。台車の他、TNカプラー、貫通幌枠はすべてこの方法で塗装しました。

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▲ヘッドライトの塗装(左は今回の製作品、右はオリジナル)
 リニューアル品の点灯ユニットは白色化されていますので、写真右のオリジナル製品のように、そのままでは白味が強すぎます。そこで、運転席部分を分解した際に、クリアパーツの導光部分にクリアオレンジを塗りました。結果は見てのとおり良好で、実車の雰囲気に近くなったと思います。

 以上、だらだらと連載しましたが、お付き合いいただいた方、どうもありがとうございました。
私は製作しながら写真を撮るのが苦手で、完成後にまとめて記事を書くことが多いのですが、自分で読み返してみても、時間が経過しているせいか、いまいちリアリティに欠けた文章になってしまいます。ブログアップを念頭に置くと製作に集中できないし。まぁ、ブログアップはおまけですので、マイペースでまた紹介しようと思います。
(終)

【製作記事】キハ183-1(さよなら展示会時)をつくる⑥に戻る。
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《更新情報》
2011.10.15 記事を掲載