【日誌】キハ183系初期車の廃車情報

 『鉄道ジャーナル』(鉄道ジャーナル社)の2017年6月号に、この3月のダイヤ改正に伴い3月末までに廃車となったキハ183系初期車の情報が掲載されていました。
 それによりますと、次の通り18両が廃車となったようです。
キハ183形 208、209、210、211、212、215、218、219,104
キハ182形 22、23、29、30、39、40、41、42、45
 これにより、とりあえず平成28年度での廃車を免れた初期車は、
キハ183形 3、4、213、214、220
キハ182形 3、11、16、21、31、46、47、48
キロ182形 9
キロハ182形 2、3、4、6、10
の19両となりました。(旭山動物園号5両を含む。)これら19両についても、平成29年度末までの廃車が予定されているようです。

▼ダイヤ改正直後に廃車前提で留置されたキハ182-41(2017.3.11撮影)
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【日誌】Nゲージの「出戻り」を振り返る

 平成19年(2007年)7月22日、このブログの前身となる「『出戻り』Nゲージモデラーの作業日誌」というブログを立ち上げました。早いもので、今年でちょうど10年になります。先日、久しぶりに当時のブログを読み返してみて、キハ183系のNゲージをディティールアップしようと思い立ったきっかけとなる編成があったことを思い出しました。それが、平成19年(2007年)9月19日の特急とかち8号です(下の写真)。
▼2007年9月19日 特急とかち8号 帯広発 札幌行 
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 確かこのときは、たまたま仕事が休みで札幌駅に行き、そこで見かけて写真を撮ったと思いますが、キロが2両組み込まれているちょっと変わった編成でした。当時はまだ「出戻り」から日が浅く、そのときは1両1両の特徴を詳しく捉えていたわけではないのですが、家に帰ってから色々と調べてみると、2両のキロはキロ182-9とキロ182-506で、いずれも注目されている車両であることが分かりました。キロ182-9は言わずと知れた「キロキュー」で、平屋根の全室グリーン車で当時でも唯一残っていた人気のグリーン車であることが分かりました。また、キロ182-506は、HET色でありながら、ブルーの部分がパープル(ラベンダー)色で塗られたハイデッカーグリーン車で、キロ182-508と併せて2両しかない車両であることも分かりました。いずれも当時は製品化されていませんでした。他にも、キハ182形500番台、HET色のキハ182形0番台、車掌室付きのキハ183形200番台など、製品化されていない車両が目白押しの編成で、少しずつディティールアップにも慣れてきていたので、この2両を含む8両編成を模型で再現しようと思い立ったのが、現在まで続くキハ183系のディティールアップの始まりです。
 ちなみに、当時のブログでは、写真の編成を次のように紹介していました。
 編成は、札幌方より、
①キハ183-1553(550番台、HET色だが塗装はかなりボロボロ)
②キハ182-506(500番台、HET色)
③キハ182-4(0番台、HET色)
④キハ182-13(0番台、HET色)
⑤キハ182-506(500番台、ラベンダー色)
⑥キハ182-9(0番台、とかち色)
⑦キハ182-227(0番台の改造により200番台、とかち色、トイレ真空式のため窓埋め)
⑧キハ183-217(0番台の改造により200番台、車掌室設置)
 今も昔もキハ183系の塗装は「ボロボロ」に見えていたんだなぁと思うと北海道の厳しい環境が思い返されます。そして、当時の自分の技術で再現したのが以下の写真です。
▼キハ183-1553(ベースはキハ183形3550番台、HET色、リニューアル品)
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▼キハ182-506(ベースはキハ182形550番台、新特急色、旧製品、M車)
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▼キハ182-4(ベースはキハ182形0番台、国鉄標準色、初期製品)
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▼キハ182-13(ベースはキハ182形0番台、国鉄標準色、初期製品)
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▼キロ182-506(ベースはキロ182形2550番台、HET色、旧製品)
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▼キロ182-9(ベースはキロ182形0番台、国鉄標準色、初期製品)
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▼キハ182-227(ベースはキハ182形0番台、とかち色、リニューアル品)
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▼キハ183-217(ベースはキハ183形0番台、スーパーとかち色、旧製品)
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このたび、キハ182形500番台が北斗用のHET色となって発売されることが公表されたのを機に、これらの8両を改めてリニューアルして思い出の編成を再現することにしました。再現にあたっては、次のようにベース車両の半数近くを新製品に入れ替え、作業時間の短縮を図る予定です。
①キハ183-1553⇒元のベース車両を使用
②キハ182-506⇒特急「北斗」用のキハ182形500番台HET色に差し替え、T車に変更
③キハ182-4⇒元のベース車両を使用
④キハ182-13⇒元のベース車両を使用
⑤キロ182-506⇒元のベース車両を使用
⑥キロ182-9⇒特急「オホーツク」用のキロ182形0番台、とかち色に差し替え
⑦キハ182-227⇒元のベース車両を使用、M車に変更
⑧キハ183-217⇒特急「オホーツク」用のキハ183形200番台、車掌室付き、オホーツク色に差し替え

なお、このうちのキハ183-1553はすでにほぼ完成し、キロ182-506も塗装まで終了しています。今年の夏までには何とかしたいと考えています。

ちなみに、これらの車両が現在どうなっているかを2017年3月現在で見ると、
①キハ183-1553⇒特急「オホーツク」「大雪」で使用
②キハ182-506⇒キハ182-406に改番の上、特急「オホーツク」「大雪」で使用
③キハ182-4⇒廃車(2010.3.24付)
④キハ182-13⇒廃車(2010.3.24付)
⑤キロ182-506⇒廃車(2010.3.24付)
⑥キロ182-9⇒特急「オホーツク」「大雪」で使用の可能性あり
⑦キハ182-227⇒廃車(2008.3.17付)
⑧キハ183-217⇒廃車(2010.3.24付)
となっています。


【日誌】キハ183系運用離脱?車

 平成29年(2017年)3月4日ダイヤ改正で運用を離脱したと思われるキハ183系初期車が、苗穂運転所の旧扇形庫前に留置されるようになりました。ネット上でも色々と取り上げられていますので、現時点で把握した情報をまとめてみました。
 現時点では12両が留置されており、行先方向幕が抜かれているものとそのままのものがあります。車番が不明のものは単に「0」「200」のように表記しています。

【2017.3.11現在】キハ183系留置車(上段が北側、下段が南側)
←苗穂
キハ
182-
40
キハ
182-
39
キハ》
183-
209
キハ
182-
41
キハ
182-
0
キハ
182-
0
キハ
182-
0
キハ》
183-
211

《キハ
183-
104
キハ
182-
0
キハ
182-
0
キハ》
183-
200
桑園→

▼留置中のキハ183-104を含む4連
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 ダイヤ改正後の動きとしては、サロベツ用の車両が特急「オホーツク」、特急「大雪」の運用につくとともに、特急「北斗」用だったキハ183-1505、キハ182-512の特急「オホーツク」、特急「大雪」での運用も確認されています。また、これまで波動用として函館に所属していたキハ182-413の特急「オホーツク」、特急「大雪」での運用も確認されるとともに、キハ183-406も苗穂に留置されるようになりました。一方で、特急「北斗」用の120km/h車の引き続き特急「北斗」での運用も確認されており、すべてが苗穂に来るわけでもなさそうです。
 また、キロ182-9を始めとするキハ183系初期車の一部は、引き続き苗穂運転所で稼働状態で留置されているようであり、また、キハ183形200番台の少なくとも一部には特急「大雪」幕が入れられていることからすると、この3月で一気に対象34両を廃車にするのではなく、徐々に役目を終えていくのかもしれません。
 キロ182-9とキハ183-104は初期車の中ではともに大変な人気者でしたが、今回は明暗を分けたようです。