【日誌】キハ183系初期車の廃車情報2017

 いつもDC183系資料室をご覧いただきありがとうございます。
 『鉄道ファン』687号(2018年7月号)に平成29年度(2018年度3のキハ183系の車両の動きが掲載されていました。
▼『鉄道ファン』687号付録の車両配置表
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 それによると、平成29年度(2017年度)中に、ニセコエクスプレス用の3両に加えて、キハ183-213、214、220、キハ182-3、11、16、21、31の8両が廃車となりました。キロハ182形5両のほか、旭山動物園号の5両、キロ182-9の初期車11両の廃車は平成30年度(2018年度)に持ち越しとなったようです。
 このほかの動きとしては、平成29年(2017年)3月ダイヤ改正で特急「北斗」の運用を外れたキハ183-1506、1507、キロ182-504、505、キハ182-507~511の9両がこの3月に正式に函館から苗穂に転属となりました。(キハ183-1505、キハ182-512は前年度中に転属)。また、キハ183系400番台も、函館に残っていたキハ183-405、キハ182-404、405の3両が苗穂に転属になっていました。
 さて、この春のダイヤ改正で特急「北斗」の運用を終えた130km/h対応の車両は、キハ183-4558、4559、9560、9561、9562、8566、キロ182-7551、7552、7553、キハ182-7553、7555、7557、7558、7559、7561、7562の16両が函館から苗穂に転属になりましたが、残るキハ183-8563、8564、8565、キハ182-7551、7552、7554、7556、7560の8両が函館に残りました。先月4月29日に函館駅で撮影した写真では、キハ183形3両とキハ182形4両の7両が留置されていましたが、これにキハ182形7550番台1両を加えた5両が現在も函館に残っているようです。
▼函館に留置されているキハ183系
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 7月からの特急「オホーツク」「大雪」ではハイデッカーグリーン車の運用が発表されており、キロ182-7551、7552、7553、504、505の運用が想定されますが、4両編成や5両編成では、130km/h対応車にしか使用できないキハ182形7750番台が12両も必要ないと思われるのに対し、120km/hと130km/hの両方に連結できるキハ183形4550番台、9550番台が全て苗穂に転属になったのには理由がありそうです。函館の波動用を、キハ183系400番台とキハ183系7550番台で入れ替えたのかもしれません。

《更新情報》
2018.05.24 記事を掲載

【日誌】キハ182-31の解体

 いつもDC183系資料室をご覧いただきありがとうございます。前回の【日誌】(2018.5.2付)で紹介したキハ182-31の解体途中の写真について、模型の参考になるかなと思い、別のカメラで撮影した写真がありますので、今回はそれを紹介します。
▼解体中のキハ182-3の写真①
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 この写真は五稜郭駅の駅舎側から撮影した写真で、2-4位側になります。拡大していただくと分かりますが、すでに鋼体を残して車内はすべて撤去されており、大きなゴミ袋のようなものが車内にあります。窓ガラスもすべてなくなっていますが、ポリカーボネート板の枠はそのまま残っているようです。もしかしたらそう簡単に外せるものではないのかもしれません。窓枠周辺はバーナーを使用した痕跡のような黒く焼け焦げた跡が見られます。模型で再現するとしたらこの辺りの表現がポイントになりそうです。ドアもすでに撤去されており、その近くには縦方向に大きな切断面が見られます。また、車体中央部にも屋根も含めて大きな切断面が見えます。

▼解体中のキハ182-31の写真②
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 床下を見ると、エンジンを残してすでに床下機器は撤去済みのようです。もしかしたらエンジンもすでに地面に置かれているのかもしれません。

▼解体中のキハ182-31の写真③
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 1-3位側も同様です。貫通扉もすでに撤去されているのが分かります。

 【車両データ】を見ていただくと分かるように、キハ182-31は、平成13年(2001年)から平成20年(2008年)までを函館で過ごし、函館時代は快速ミッドナイトや波動用として使用されていましたが、平成19年(2007年)にトイレの様式化工事を受けて札幌、苗穂に転属となり、最後まで特急「オホーツク」で活躍しました。平成30年(2018年)1月には臨時特急「北斗」の運用にも就きましたが。それが最後の活躍となったようです。
キハ182-31の【車両データ】はこちら
 
《更新情報》
2018.05.12 記事を掲載

【日誌】函館周辺に行ってきました。

 いつもDC183系資料室をご覧いただきありがとうございます。先月末に函館周辺を観察する機会がありましたので、その状況を記してみます。
 まずは五稜郭駅周辺についてです。下の写真のように、キハ182-31が解体中でした。ツイッター等の情報を総合すると、平成30年(2018年)3月15日に、DE10-1661にけん引されたキハ182-31、キハ182-16、キハ182-21、キハ182-3、キハ182-11の5両が苗穂運転所から函館に廃車回送されていたようで、4月に入り、順次解体されていたようです。管理人が見た4月30日時点では、すでにキハ182-31だけが写真のように窓ガラスもすでにない状態で車体本体だけが残っている状態でした。今頃はすでに5両とも解体を終えているのではないかと思われます。これで、平成29年(2017年)3月のダイヤ改正を生き延びたキハ182形0番台の5両(旭山動物園号を除く)はすべて消滅したことになります。
▼解体中のキハ182-31(2018.4.30撮影)
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 次に函館駅の様子です。平成30年(2018年)3月ダイヤ改正で運用を離脱した特急北斗用のキハ183系7両が留置されていました。すでにキロ182形7550番台を含む大部分の車両が苗穂に移動していますので、この7両が函館に残る最後のキハ183系かもしれません。1979年(昭和54年)に量産先行車(900番台)が配置されて以降、常に配置され続けた函館から、遂にキハ183系が消えようとしています。
▼函館駅に留置されるキハ183系
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 最後は、道南いさりび鉄道の茂辺地駅近くに野外展示されているもと北斗星用の客車2両です。クラウドファンディングにより2両のキハ183形200番台が保存されることになりましたが、野外展示の厳しさはこの客車を見ても分かります。すでに塗装内部には雨水が浸み込んでいるようで、色が変わっています。おそらく近いうちに塗装表面が剥落するのではないかと思われます。せっかく保存される車両の状態を保つためにも、風雨から車体を守る屋根が必要であることを改めて感じました。
▼オハネフ25-2とスハネ25-501
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 なお、函館駅では、記念入場券を購入しました。

《外部リンク》
JR北海道のキハ183ー0系特設ホームページは ⇒ こちら

《更新情報》
2018.05.02 記事を掲載