【日誌】札幌運転所公開2012

 JRの駅に以下のような掲示がありました。

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 昨年度は中止となった札幌運転所の一般公開ですが、今年度は実施されるようです。ただし、一昨年度のように苗穂運転所との同時公開は、この掲示を見る限りではないようです。また、「運転所まつり」の文言は「運転所公開」に変更されています。
 写真には733系が載っていますが、711系のS110編成かS114編成もあったらいいですね。

=おもな内容=
日時:平成24年8月3日(金) 10:00~15:00
場所:JR北海道札幌運転所
主な内容:展示車両の公開、飲食コーナー、トーマツ号の運転、物品販売
留意事項:鉄道用品の販売はしない

《更新情報》
2012.07.30 記事を掲載



【ディテールアップ】旧製品の行先方向幕②

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 旧製品の行先方向幕の加工に関する記事の2回目です。
※1回目の記事はこちらです。
 まず、今回使用する主な工具です。下図Aは「けがき針」で私が使用しているのはハセガワの「モデリングスクライバー」です。下図Bは「ピンバイス」です。しょっちゅうドリル刃を替えるのが面倒なので、0.3mm、0.5~1.0mm、1.1mm以上の3種類を用意しています。本当は0.1mm単位でピンバイスを用意すればよいのでしょうが金額がバカになりません。小さいのはタミヤ製、おおきいのはホームセンターで買った汎用タイプです。下図Cはデザインナイフでタミヤ製です。下図Dは「精密やすり」でハセガワのセット品です。
▼Aけがき針(左)、Bピンバイス(右)
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▼Cデザインナイフ(左)、D精密やすり(右)
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 今回は前回加工した行先方向幕のパーツを旧製品の車体に埋め込む作業です。
まず、塗装面を傷つけないように行先方向幕部分周辺をマスキングテープで保護します。(下図①)次に、方向幕部分の穴あけのためのガイドの穴をけがき針であけます。(下図②)次に、ケガキ針のガイドに沿ってピンバイスで穴をあけていきます。最初は0.3mmであけ徐々に大きくし、最後は1.0mmであけてみました。下図③はその写真です。あとは、デザインナイフで穴と穴の間を切り取って大きな開口部を作った後、精密やすりで方向幕の形に整えながら削っていきます。大体の大きさに削りだして方向幕を埋め込んでみたのが下図④の写真です。ここでピタッとはまればかっこいいのですが、私にはそこまでの技術はありませんので、車体と方向幕との間に隙間ができています。
 そこで、再びマスキングをしたのち(下図⑤)、隙間部分をパテで埋め、ラプロスで形を整えた後、とりあえず車体色と同じ色でタッチアップして方向幕を埋めなおしてみると、下図⑥のようになりました。当初の目的だったHゴム表現がしっかり出ているので、製品のままよりは良いかなと思っています。
 それにしても、最後の余計な作業なしに完成させられる人は大したもんです。

▼①(左)、②(右)
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▼③(左)、④(右)
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▼⑤(左)、⑥(右)
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※①~④の写真と⑤.⑥の写真は同一の車体のものではありません。

 さて、最後に、前回に引き続いて実車の方向幕を観察してみます。
▼キハ183-1501
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 サロベツ用の改造車です。雨樋部分よりかなり下に作りなおされています。

▼キハ183-1553
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 キハ183形1550番台のものです。キハ182形0番台と同様、雨樋部分直下から方向幕です。

▼キハ183-6101
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 お座敷改造車です。サロベツ用と同様に雨樋部分より下に設けられています。

▼キハ182-502
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 キハ182形500番台のものです。0番台同様雨樋部分直下に設けられています。

▼キロ182-507
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 キロ182形500番台もキハ182形同様です。ただし、キハ182-502をよく見るとある方向幕上部の盛り上がり部分がキロにはありません。ちなみにTOMIXのキハ183形100番台にはこの盛り上がりがきちんと表現されています。

《更新情報》
2012.07.15 記事を掲載

【ディテールアップ】旧製品の行先方向幕①

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 TOMIXのキハ183系が続々とリニューアルされ、ついに旭山動物園号まで登場するに至りましたが、実車同様旧製品もまだまだ現役で活躍してほしい・・・。(この文章はランボードの記事と同じです・・・)ということで今回は、簡易表現にとどまっている行先方向幕を改良するための加工を考えてみることにします。この加工は、キハ183形200番台の行先方向幕移設等にも応用できると思いますので、汎用性は高いのではないかと。
 記事が多少長くなるので、移植する行先方向幕のパーツ編①と行先方向幕の移植編②の2回に分けて紹介します。
▼旧製品(左)とリニューアル品(右)の比較
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このように旧製品ははめ込み用の穴が空いておらず、またHゴム表現がありません。このうちガラス部分にはシールを貼ってしまえばそんなに違いはないのですが、Hゴム表現の有無は見た目に影響を与えます。そこで、Hゴム表現のあるパーツを旧製品に埋め込むことで見た目の向上を図ってみることにします。

【1】パーツ編
 まず、使用するパーツですが、レボリューションファクトリーのパーツを使うことにしました。
▼パーツ
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 パーツを曲げてしまわないように気をつけながら切り出します。金属パーツの扱いについては最近発売された『Nゲージ・アフターパーツ完全マニュアル 国鉄新性能電車編 PART2』の記事が大変参考になります。
▼切り出したパーツ
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 次に、パーツを塗装します。まずは金属用プライマーをエアブラシで吹き付けます。今回は手に入りやすいガイアマルチプライマーを使用しました。
▼ガイアマルチプライマー(左)と塗装したパーツ(右)
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 次に方向幕の背景となる白色を塗装します。最近はガイアノーツのピュアホワイトを好んで使っています。
▼ピュアホワイト(左)と塗装したパーツ(右)
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 次に方向幕部分をマスキングした上でHゴム表現のためにねずみ色1号(GM製)を塗装します。
▼マスキングした上でねずみ色1号を吹き付け(左)、マスキングを剥がすと(右)
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 これでパーツの塗装は終わりです。最後にペンギンモデルのシールを貼り付けてパーツは完成です。
▼完成したパーツ(左はシール未貼付、右はシール貼付)
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 次は、このパーツを埋め込むための車両側の加工ですが、これはパート2に続くこととして、最後に実車の行先方向幕(今回は0番台)を紹介しながら分析してみます。

▼キハ183-1
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▼キハ183-3
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キハ183形0番台の方向幕はキハ182形0番台の方向幕の位置よりも少し低く、雨樋下部から方向幕上部まで隙間が多めにあります。キハ183-3はポリカーボネート板が取り付けられているので、ポリカーボネート板上部から方向幕下部まで隙間があまりありません。

▼キハ182-1
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キハ182-2
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▼キハ182-5
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 キハ182形0番台はキハ183形0番台に比べると、方向幕の位置が少し高く、雨樋部分との隙間があまりないことが分かります。次回紹介する加工の際、ここが難しい部分です。

▼キロハ182-3
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 ちなみにキロ182形0番台(写真はキロハですが方向幕の位置は変わっていないはず)はキハ183形0番台に近いと思われます。なぜ、キハ182形0番台の方向幕の位置を上げたのでしょうかね?

《更新情報》
2012.07.11 記事を掲載