【車両データ】キハ183-900番台

【キハ183形900番台】

▼キハ183-900番台。(撮影日、車番不明)
kiha183-900

▼車歴
車番
落成年月日
製造会社
新製配置
廃車年月日
最終配置
901
1979(S54).09.29
新潟
函館 2001(H13).10.01
札幌
902
1979(S54).09.29
新潟
函館 2001(H13).10.01
札幌
903
1979(S54).09.28
冨士
函館 2001(H13).03.31
札幌
904
1979(S54).09.28
冨士
函館 2001(H13).10.01
札幌

1.概要

 キハ183形900番台は、キハ80系の置き換え用として登場したキハ183系の量産先行車として、1979(S54)年に製造されたグループで、901~904の4両が製造されました。運転台は高運転台が採用され、前面は非貫通でスラント形と呼ばれる独特の形状が採用されました。この形状は量産車(0番台)にも採用され、キハ183系初期車の特徴の1つとなっています。

2.キハ183形900番台の外見上の特徴

 キハ183形900番台と0番台はよく似た外見ですが、詳細を比較してみると様々な違いが見られます。

▼キハ183形900番台(左)と0番台(右)。(撮影日、車番不明)
kiha183-900

① 前面飾り帯
 900番台は飾り帯がクリーム色に塗装されていますが、0番台はステンレス無塗装となっています。
▼左が900番台、右が0番台。
kiha183-900 kiha183-900

② スカートの形状
 900番台のスカートは先端部分が折れ曲がった形状になっていましたが、0番台は一直線状に形状が変更されました。
▼左が900番台、右が0番台。
kiha183-900 kiha183-900

③ 新鮮外気取入口の大きさ
 キハ183形は、900番台、0番台ともに新鮮外気導入装置が屋根上設けられています。ただし、客室内に吸い込まれたエンジンの排気煙に含まれる煤が客室を汚す一因となったため、0番台では新鮮外気取入口の面積を大きくすることで、外気の流入速度を下げるなどの改良が加えられています。これにより、新鮮外気取入口の形状が大きく異なっています。
▼左が900番台、右が0番台。
kiha183-900 kiha183-900

《参考》新鮮外気導入装置(左)、新鮮外気取入口(右)。いずれも0番台のもの。
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④ 業務用室の窓
 キハ183形900番台では、業務室用の窓が開閉式の小さなものでしたが、0番台では固定式で大形のものに変更になりました。
▼左が900番台、右が0番台。
kiha183-900 kiha183-900

⑤ 非常用窓の有無
 900番台では非常用窓が左右それぞれ1箇所設けられていました。しかし、この窓の存在が結露等の問題を引き起こしたことから、0番台では廃止され、900番台についても一部の車両を除いて、量産化改造の中で固定窓に変更されています。
▼左が900番台、右が0番台。
kiha183-900 kiha183-900

⑥ 車端ダンパーの有無
 写真はありませんが、900番台では、他の特急形車両同様、車端ダンパーが設けられていましたが、台車の改良や最高速度が100km/hに抑えられていたことを考慮して、0番台では廃止されました。900番台の車端ダンパーも量産化改造の中で撤去され、取付穴はボルトで塞がれていました。
《参考》車端ダンパー。写真は鉄道博物館展示車両のもの。
kiha183-900 kiha183-900

 この他にも、車側灯の形状など外見上の違いが見られます。

※この記事は書きかけです。

《更新履歴》
2010.08.02 記事を掲載

 
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2010年08月04日 20:22 from -

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