【製作記事】キハ183-1(さよなら展示会時)をつくる②

【先頭部連結器のTN化】

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▲TN化した連結器(模型)

キハ183-1 キハ183-1

▲実車の先頭部(キハ183-1)

 今回は、知人からお問い合わせもいただきましたので、先頭部ダミーカプラーのTN化について紹介します。TN化した理由は、入換用のディーゼル機関車との連結シーンや他のキハ183系車両との連結による留置シーンを再現するためです。なお、この方法はスカートと床板とが別パーツとなったリニューアル製品を対象とした方法です。
 では、加工手順です。まずは製品に付属のダミーカプラー、スカートを床板からはずします。このダミーカプラーはスノープラウと一体となっており、後でスノープラウのみ切断の上再利用します。(下の写真参照。)

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 次にTNカプラーの加工を行います。使用したのは製品番号0374番のリニューアル品です。TNカプラーと床板とのアタリなどを確認した上で、TNカプラー側取り付け上支障のある部分を切断します

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 その上で、TNカプラーを床板に取り付けますが、TNカプラーの爪が左右とも1箇所しか残っていませんので、多少不安定になります。私はそのまま取り付けましたが、気になる方は、ネジ止めするか接着した方が良いでしょう。

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▲上の写真は加工前。下の写真は加工後。

 ここでスカートを床板に取り付けますが、問題となるのがTNカプラーとスカートとのアタリです。そのままではTNカプラーが左右に大きく振れたときにスカートと干渉しボディマウント機能を生かしたTNカプラーの動きは期待できません。私の場合は加工目的が前述の通りで、走行させることを目的としていませんのでそのままにしてありますが、この機能を生かしたい場合は、表面から見て不自然にならないように注意を払いながら、スカート部分の裏側を干渉しなくなるまで削る必要があります。

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 次にスノープラウを取り付けます。取り付け方は2通り考えられます。1つ目の方法は、スノープラウ上部を残したままダミーカプラーからカットし、スカートとスノープラウとの隙間が無くなるまでスノープラウ上部を削り込み、TNカプラーとスノープラウを軟質プラスチック用の瞬間接着剤で接着します。スカートはちょうど両者に挟まる形になります。私はこの方法を取りました。2つ目の方法は、スノープラウ部分のみダミーカプラーから切り離し、スカートに直接接着するという方法です。後から気付いたのですが、製品では、スノープラウの先端はスカートよりも奥にありますが、実車では、スカートよりも少し前にはみ出しており、これを利用すればスノープラウの先端、左右の端の3点で接着することが可能になります。この方が良かったかなとも思っています。
 最後に、ブレーキホースの取り付けです。使用したのは銀河モデルのパーツですが、実車同様にブレーキ管(内径0.6mmの真鍮パイプ)を連結器とスカートとの間に取り付け、その管にブレーキホースの突起を差し込む方法をとりました。メリットは、ブレーキホースがスカートや連結器と不自然に接触せず実感的なことと、取り付け強度が十分でパーツ脱落の可能性が低いことです。デメリットは、TNカプラーの動きを制約することですが、私の場合はもともとTNカプラーの左右の動きは必要としていませんので問題となりませんでした。この機能を活かしたい場合は、もう一工夫必要です。

ブレーキホース ブレーキホース
▲ブレーキホース(銀河モデル)

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 なお、TNカプラーやスノープラウなどのパーツはすべて艶あり黒で塗装していますが、軟質プラスチックで出来ているこれらのパーツは、そのまま塗装したのではすぐに剥がれてます。これについては項を改めて「染めQ」による塗装について紹介します。

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更新情報》
2011.07.31 記事を掲載

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