【書籍】鉄道のテクノロジー Vol.4

鉄道のテクノロジー4鉄道のテクノロジー Vol.4 JR高速特急 振子特急&ディーゼル特急編」
(サンエイムック、2009年11月、2,000円+消費税)


非常に面白い雑誌を見つけましたので紹介します。本書のメインは振子特急なのですが、キハ183系についても興味深い視点から紹介されています。

その1つがディーゼルエンジンの紹介です。(P.48~67)
キハ183系0番台でおなじみのDML30HSI形やDMF15HSA形、キハ183形1500番台のDMF13HS形、キハ183系550番台のDMF13HZ形など、キハ183系に搭載されるディーゼルエンジンについて豊富な写真を用いて解説しています。床下機器やエンジンを普段はなかなかじっくり見ることはできないので、エンジンのアップ写真は模型工作の際の貴重な参考資料となるでしょう。キハ182形200番台のDMF18HZ形についても説明があります。

そもそもこれらディーゼルエンジンの記号はどのような原則により振られるのか不思議に思っていた人もいると思いますが、次のとおりバッチリ紹介されています。
例えば、国鉄式エンジンの場合の標記は次のとおりです。

DM→エンジンの種類(DM:ディーゼルエンジン、GM:ガソリンエンジン)
L→気筒数(F:6気筒、H:8気筒、L:12気筒)
30→総排気量(30ℓ)
H→水平シリンダーの場合は「H」を付加
S→過給機の有無(S:ターボチャージャー、Z:インタークーラー付き、無:自然吸気)
A→仕様変更毎にA、B、C・・・のアルファベットを付加

JR北海道ではDMの前に「N-」を、JR東海の場合はDMの前に「C-」を付加して基本的に国鉄式の呼称を踏襲していることも説明されています。

ディーゼルエンジンの他にも、ブレーキシステムシート(座席)バリエーションも紹介されおり、これらの記事にもキハ183系が登場します。(P.68~69、P.72~81)

巻末には、「キハ183系オールガイド」という特集記事が組まれています。(P.116~123)
色々な塗装バリエーションがオールカラーで紹介されているほか、大きなサイズの写真も複数掲載されていますので、模型製作の際のディティール研究にも役立つ資料となると思います。
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